オーナー様の大切な建物を長持ちさせるために、当社ではまず、劣化診断をお薦めしております。 劣化診断では内視鏡調査や抜管調査にて配管の内部の状態を知ることが出来ます。配管は劣化により漏水や赤水、腐食が起こり、多大な損害を出す前に劣化診断を行い、配管の健康状態を把握してみてはいかがでしょうか。

調査・診断から工事内容決定までの基本的なフロー

現地調査

・調査のご依頼を請けてから、竣工図・既設配管状況等の確認をさせて頂きます。

劣化診断の内容を基に改修の提案(ヒアリング等)
劣化診断の内容打合せ

・抜管調査の提案、抜管の箇所・箇所数等のお打ち合せをさせて頂きます。調査方法は「外観および内視鏡調査」「サンプリング(抜管)調査」の2通り

劣化診断の見積もり提出

・上記お打ち合せに基づいて、調査費用の御見積を致します。

劣化診断の内容を基に改修の提案(ヒアリング等)

・調査を基に、改修工事の計画をご提案させて頂きます。
調査結果や見積を基に、配管の更新工事にされるか更生工事にされるか、ご検討ください。

改修提案の見積もり提出

・上記提案に基づいて、改修工事の御見積を致します。

建物に応じた最善の工事を行います。まずは診断を!
お見積りは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

※但し、内視鏡による調査及び抜管調査は有料になります。

建築年数に見る使用給水管材

昭和30年前半頃までは、亜鉛メッキ鋼管が、ほぼ万能の管材として広く使用されてきましたが、その後、水質の悪化に伴い、腐食による赤水、錆こぶによる管閉塞、漏水などのトラブルが続出し給水管として不適切な材料となり、使用されなくなってきました。この様な状況に対処するため、各種の耐食性管材や継手の開発が進められ、現在、屋内配管用としては、次のような材料が主として採用されています。

施工事例 施工事例 施工事例
硬質塩化ビニルライニング鋼管 耐衝撃性硬質塩化ビニル管 一般配管用ステンレス鋼鋼管
施工事例 また、住戸内の配管材料としては、耐衝撃性硬質塩化ビニル管に継いで、架橋ポリエチレン管・ポリブテン管といった樹脂製の管材が、現在は主流となっています。
架橋ポリエチレン管・ポリブテン管

集合住宅共用部 建築年数に見る使用管材

建築年数に見る使用給水管材

昭和60年前後まで使用されていた亜鉛メッキ継ぎ手やコーティング継ぎ手は、管口部からの錆の発生により、赤水や漏水などの原因になっていましたが、現在の継ぎ手には管端防食継ぎ手を使用することにより、管口からの錆の発生を抑えられるようになりました。亜鉛メッキ継ぎ手やコーティング継ぎ手は、錆や赤水、漏水発生の原因となります。
漏水による損害発生を防ぐためにも、お早めの劣化診断をお薦め致します。 ※診断後、更新工事がよいか、更生工事(ライニング)が良いかをご提案させて頂きます。

集合住宅専有部 建築年数に見る使用管材

建築年数に見る使用給水管材